今回は図解雑学シリーズの
ユング心理学を読んだ気づきを3つに
分けて、シェアしたいと思います。
集合的無意識という言葉をご存知でしょうか?
この言葉は、ユングが考えた言葉で
私は最近このことを
知り、くわしくユングの心理学を
学ぼうと思いこの本を中古で購入しました。
くわしく見ていきます。
本の内容
大きく分けて4つの章で構成されています。
具体的には
①ユングの心理学
②ユングの生い立ちと生涯
③患者との対話
④ユングが後の世代に与えた影響
になります。
見開き右のページが絵や図で書かれていて
とても読みやすいです。
ユング心理学の基本がわかり
ユングが幼少期に父親との関係で
失望し、その後理想の父親と呼べるような
フロイトの出会いそして、決別。
その後、自分との対話の中で
独自の心理療法を開発する。
そんな内容などが書かれています。
ユング心理学のくわしくはこちら
気づき①ユング心理学は「対話」の心理学
「患者としっかりと向き合って対等に対話する」
ユング心理学はこれにつきると感じました。
ユングは治療者と患者がフラットに対話して
互いに、腹を割って話すことを重要視しています。
ユングは対話のことを「対決」とも語っているのが
印象的でした。
この対決には、互いに腹を割って
ときには、言い合いになることも重要だと言っているように
感じますね。
気づき②集合的無意識は、宇宙全体の共通の意識
集合的無意識は、人類全体(地域、国、民族)、
動物までも共通する無意識の深層と書かれています。
例えば、世界的に太陽を崇めたり、龍がいると
語られていることなどが挙げられます。
インターネットのない時代からこれらが言い伝えられ
ているのは、世界全体で共通の意識が
奥底にあったように感じます。
もしかしたらコロナなも集合的無意識から
来ているのかもしれません。
気づき③個人神話をもつ
ユングは、自分自身との対話を繰り返していくと
自分は何のために生きているかという
問題にぶち当たると書かれています。
その時に大事になるのが神話です。
神話には人はなぜ生まれてくるかについて
書かれています。
しかし、ユングは神話を
そのまま鵜呑みにするのは、良くないと
言われています。
自分自身との対話、内観をする中で
個人の神話を発見することが大事だと書かれています。
私もこの考えはしっくりときます。
神話を参考に、自分自身との対話をしながら
自分自身の置かれている状況や生きがいを
探しながら、個人神話が出来上がっていく
と感じますね。
ユング心理学のまとめ
・ユング心理学は「対話」の心理学で
患者と治療者が、しっかりと向き合って
対等に対話することを重視した。
・集合的無意識は、世界全体に共通する無意識の深層
・自分との対話の中で、個人神話を発見する。
最後まで読んで頂きありがとうございました!