最近、たまたま知った本、「親は選べないが、人生は選べる」読んで感じた感想を書きたいと思います。
自分自身が機能不全家族にいることもあり、興味をもちある程度読んでみました。
気になった点をまとめてみます。
3つの心を使いこなす
人は親に育てられて生きていく中で、3つの心を使いこなすと書かれています。
1つ目は、頼る。
まず、幼少期に子供が親に甘える。その後、先輩、上司に頼る、相談するようになります。
次に、2つ目は、対等。
頼ることを身につけて、その後は、友達や仲間を対等に認め合える。
最後に、3つ目は、保護する。
親が子を保護するように、後輩、部下を保護する、大切にする。
この3つの心を、日々使いこなして、社会や家族で暮らしていると書かれています。
しかし、幼少期に親が高圧的で、甘えることができない、ネグレクトがあったりすると、頼ることができず、自分が出せず、従う心が強くなると書かれています。
また、頼る心が育っていないと、その後の対等、保護する心がうまくいかず、これらに影響が出てくると書かれています。
たしかに、自分自身が親に頼ることができずに、人に頼る、相談することが苦手になっていると感じることがあります。
そこに気づいて、頼る、相談する自分を受け入れていこうと思います。
パートナーの選択
生まれ育った家族は、パートナー選択にも影響を及ぼすと書かれています。
自分の家族と似たような人を選んでしまう傾向があるということです。
一方で、自分の家族が嫌だったと感じた場合は、自分の補いたい心をパートナーに求めるということもあるようです。
選択に縛られないためには、どちらの傾向にも気づき、自己理解が進めて、変わることが大切と書かれています。
確かに、親で実現できなかったことを、パートナーに求めてしまう傾向はあると感じましたし、私の場合は友人にも求めてしまうところがあるなと感じています。
それ以外に反抗期についても書かれており、子供反抗期は、親の締め付け度合いによって大きさが変わることが書かれていて、こちらも面白い話でした。
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最後まで読んで、頂きありがとうございました。