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私はこの本は、発達性トラウマ障害について
学ぶために読みました。
発達性トラウマ障害について
知ったのはたまたまOADセラピストさんの
ブログを読んで知りました。
発達性トラウマ障害について
書かれたところを中心に読みました。
その部分について学んだことをまとめてみようと思います。
発達性トラウマ障害とは
定義は様々あり、年齢を限定せず、成長過程で被ったトラウマと書かれています。
発達性トラウマを引き起こすものは、虐待を含む
小児期逆境体験や不適切養育、自然災害などが挙げられます。
小児期逆境体験(ACE)とは、養育者からの暴言、屈辱的な扱い、ネグレクト、虐待などを指します。
不適切養育とは、子供への不適切な働きかけを意味します。具体的には、子どもをおどす、プレッシャーを与える、過度な厳しいしつけ、愚痴を聞かせる、親代わり、子供の話を聞かないなどです。
これを読んで、我にかえると、自分の幼少期にACEや不適切養育を受けていたと感じる面は多々あります。
それと、一方でこのような体験をしたことは、誰でも少なからず子供の頃にあるのではないかと思うところもあります。
あとは、少し余談ですが、虐待は暴力だけでなく、言葉の暴力も含まれることを初めて知りました。
発達性トラウマと心身の不調
発達性トラウマによる心身の不調について、書かれています。
個人的に気になったのは
胃腸の調子が悪くなる点です。
これは、ポリヴェーガル理論にも通ずるところがあり、腹側の迷走神経優位になると安心安全を感じるのですが、
それが損なわれることで、背側の迷走神経優位になり、胃腸の調子が悪くなるようなことが書かれていました。
たしかに、私の幼少期の頃は、よかお腹を壊していたなと思い出しました。病院に行っても異常なしでした。
今思えば、これは心の安心さが欠けていたことによることかもしれません。
他にも、発達性トラウマによる心身の不調は
孤独、心地よい言葉がけができない、境界線の混乱などが書かれていました。
やはり、発達性トラウマになると、生きづらくなる傾向にあるようです。
トラウマ後成長(PTG)
本の後半で、トラウマ後成長について、書かれていました。
トラウマを乗り越えることで、より人間として成長するということでした。
研究データでもそれは明らかになっているとのことでした。
生きづらさを乗り越えて、成長していきたいところです。
この本の詳細はこちら↓
読んで頂きありがとうございました!
その他にポリペーガル理論についても話されています。